Life is(ライフイズ)に
ついて
「障害」それは、社会が、地域が、生み出していると私たちは考えています。
それでも、そんな障害によって生きにくさを抱えているのは個人です。
障害の社会モデルという言葉は市民権を得つつありますが、実態はどうでしょうか。
「障害」を「障がい」と書き換える事で、そこにある障害を分かりにくくしているだけではないでしょうか。
本来、社会側にあり私たち市民で解消していくべき障害が、まだまだ個人の問題として負担を強いてしまっている場面が多いように思います。
私たちは、心身の機能不全を抱えていても、環境に影響を受けずに、様々な人たちと関わり合いながら、同じ市民同士として市民性を発揮し、自己の決定において豊かな生活を送り続ける。そんな全ての障害の社会化を図っていく過程において、既に地域に撒かれているはずの配慮や優しさの種から芽が出ていくような取組みを行っていきたいと考えています。
「福祉」と「地域」は密接に関係していて、切り離すことができない関係性です。だからこそ私たちは地域の皆さんと共に、福祉の視点を持ったまちづくりを行っていく事により、全ての人たちの日常生活の景色が豊かなものになっていくのではないかと考えています。
本来の「幸せ」という意味の「福祉」として、私たちは道行く全ての人たちの幸せを共に考え合っていける会社を目指しています。
そして、私たちのビジョンに共感して活動を共にしてくれる人は、役割としてではなくあなた自身として存在して頂けることを願っています。私たちはあなたが看護師や保育士などの専門職だからここにいて欲しいのではなく、あなたがあなただからこそ私たちと共に居てほしいと思っています。
合同会社ライフイズ代表社員・一般社団法人Lifeis代表理事
影近卓大
果たす役割
・ライフイズに関わる全ての人の「自己実現」と「笑顔で豊かな地域生活」に貢献し続ける。
・個人と地域が繋がり、対等な市民となるきっかけを提供し続ける。
目指す未来
「日常生活の景色を多様にする」
提供する価値
ライフイズでは、個人に対する価値・場としての価値・地域づくりへの価値を3つの価値として捉え、それぞれの価値に対しての貢献を行っていきます。
個人に対する価値
機能不全を抱える方の心身状態の安定、地域生活の基盤や関係性の構築を行っていきます。
場としての価値
地域で自然な交流が生まれる場として会社を開き、全ての人に関わりしろを作っていきます。
地域づくりへの価値
多様な人が自分なりの姿で与え合いながら過ごし続けられる場や地域を生み出していきます。
大切にしたいこと
何かしらの障害をおってしまったときから私たちの生活が一変してしまう事があります。それは障害というものを個人や家庭に押し付けてしまっているからだと私たちは考えています。福祉視点でのまちづくりを行っていく事で、どの様な状態・背景にある方であっても、地域の中で対等な市民として、多様な日常生活の景色を生み出していける事を目指していきます。
「私とあなた」から
「私たち」へ
私自身が何よりも価値のある代えがたい存在であることは、間違いありません。その事実と同様に目の前のあなた自身も代えがたい存在です。そんな互いに価値ある存在同士が「私とあなた」ではなく「私たち」として同じ地域を構成していく事を願っています。
市民性と関係性は
専門性を超越する
私たちには誰しも専門性と市民性を兼ね備えています。医療や福祉に携わる我々は時として専門性に捉われてしまい、自分自身の市民性を発揮する事に恐れを抱く瞬間もあります。私たちは同じ市民同士の関係性の中で発揮する市民性の中で、専門性を活かしていく事が大切だと考えます。
全ての障害の
社会化
障害というのは社会にあるもので、個人や家庭に負担を強いてはならないはずです。それでもまだまだ医学モデルとしての障害の捉え方が多く見受けられます。私たちは全ての障害を社会化していく事で、1人が抱えている生きにくさとしての障害を地域全体で解消していく取組みを進めていきたいと考えています。
福祉と
まちづくり
福と祉という漢字は、ともに幸せを意味する文字で、その2つが合わさって福祉となります。私たちは「道行く全ての人の幸せを考えていく営み」を福祉と捉え、そんな福祉視点を持ったまちづくりやコミュニティ作りを行っていく事で、1人1人が自己を決定していきながら豊かな生活を過ごす土台を作っていきます。
画一的な関係性の
紡ぎ直し
医療や福祉の現場では「健常者と障害者」・「支援者と利用者」など、画一的な関係性に終始してしまう場面があります。そしてその関係性はパターナリズムに陥りがちです。私たちは「同じ市民同士」としての対等な関係性を丁寧に紡いでいきたいと考えています。
わたしとあなたと
地域の三角形を整える
私自身を我慢させ相手に尽くしたり、私と相手が良い事だけを考えるあまり地域の視点が少なくなってしまったり。そんないびつな取組みは持続していかないと考えています。わたしとあなたと地域の三角形がバランス良く、心地良いものになっていく事で取組みを持続可能なものにしていきたいと考えています。
くらしの中で
いのちを考える
障害や医療依存度が高いと気が付けば暮らしの中に占める医療の割合が大きくなってしまい、様々な暮らしを諦めてしまう事もあります。私たちは「生きる為だけに暮らしている人はいない」と考え、その人の豊かな暮らしや暮らし方が何よりも大切であると考え、あくまでも暮らしの中でいのちを考えていきたいと思います。
心理的安全性の高い
チームを構成する
私たちの目指すものは1人では出来ません。価値や願いを共にするとともに、時には適切な対立も行えるチームこそが必要不可欠です。チームの中で自分を表現する事を恐れずに、共に歩みを進めていける心理的安全性の高いチームビルディングを行っていきたいと考えています。
正しさよりも揺らぎを
大切にする
今は正しさや正義、課題解決に偏重している様に感じています。ですが、正しさに捉われてしまうと暮らしを大切にできない場面が出てきます。正しさを手放して生活の中で生じる揺らぎを許容し、丁寧に扱っていく。その様な営みを続けていく先に1人1人の硬さが和らいでいくと考えています。
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